農場日記

before→after


パプリカの芽かき、誘引作業に追われ久しぶりのブログの更新となってしまいました。写真はスィートパレルモの芽かき前後の様子です。芽かき作業が遅れて藪のような草勢になってしまい、徒長したりカビ系の病気が入ったりしています。芽かき後の写真がかなり貧相に見えますがこちらが正常です。パプリカは乾燥も加湿も高温も低温も嫌います。肥料価格をはじめとした必要資材の高騰で人件費を削ったり、より効率を意識した経営をしなければなりませんが、作業が少しずつ遅れる事で生産にも影響が出てしまいます。農産物は他業種のように材料費や円安での輸入コストなどを理由に直ちに販売価格に反映される事はありません。ここ数年間農家の純利益は大幅に減らされていますし、一回の判断ミスが命取りになるような経営が続き先行き不安だらけです。いよいよ来月には収穫も始まります。